ジーンズ裾上げ『貼り付け加工』

先日、夫がジーンズを購入しました。

このジーンズ REPLAY というイタリアのジーンズブランドで

通常$200前後ですが、DFO(アウトレットのショッピングモールです)の

Man Overboard で$20!お買い得すぎて2本購入!

Man Overboard のセレクトは良いもの多いです!

ただ、日本人にはサイズが大きめですね。特にメンズは。

でも、掘り出し物も多いのでチェックしてます。


さてさて、ジーンズの裾上げについてなのですが

ダメージ加工されている裾をカットしてしまうのは避けたいですよね。

そこで「貼り付け加工」という方法があります。

(「ダメージ残し」や「あたり残し」などとも呼ばれています)


↑裾上げ前のダメージ加工されている裾です。


まず、短くしたい長さを図ります。

その長さから、元々の裾上げの三つ折りの縫い代分の長さを引きます。

今回の裾上げの場合、短くしたい長さは9センチ。

三つ折りの縫い代は3センチ。

なので、9−3で6センチ折り曲げます。

そして、三つ折りされているキワを縫っていきます。

裏に返すと、このように縫いあがっています。

余分な生地をカットしてロックミシンで縫い代を処理します。

こんな感じで出来上がります。

ダメージ加工がそのままに裾上げされました!

全体にダメージ加工されているのに、裾だけ綺麗だと不自然ですよね。

あとジーンズの縫い糸の色をぴったり合わせるのも難しかったりするので

この「貼り付け加工」は良い方法です。


オーストラリア・ケアンズより inside and out 福嶋かおりでした。



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